II型キッチンの汚れ悩み
ウチのキッチンはII型です。
このII型、シンクとガスコンロが分かれているせいで、どうしても床が汚れやすいです。
なのでII型の場合、汚れに強いタイル床や樹脂床を導入する邸宅も多いですが、ウチのキッチンはタイルでなくアトムカンパニーのオーク挽板フローリング。
このアトムカンパニーのフローリング、表面は無垢素材ですが、もともとオイル塗装がされていた製品なので、それなりに耐汚性があるだろうとそのまま使っていました。
が、残念ながら1年ほど住んでるうちに水滴汚れや油汚れなどで段々汚れてきてしまいました。
ちょっと汚らしくなっちゃった感じ。
このままじゃ料理もしづらい。
なんとかせねば。
オスモカラーフロアークリアーつや消し
そこで色々調査して導入を決めたのがこのオスモカラークリアーつや消し。

オスモカラーフロアークリアーつや消し
ウレタン塗装は木の質感がなくなるので早々に除外。
オイル系保護材から選び、このオスモカラーにしました。
結論から言ってこのオスモカラーフロアークリアー、最強です。
刷毛を付けた瞬間から「あ、これすごそう」と思うくらい乳白色で粘度のあるオイル。
これを塗られたらフローリング保護間違いなしでしょって空気をびしびし感じます。

トロッとしたオスモカラーのオイル
ただし、このオスモカラーのオイル、粘度が高いせいか施工性は少し低めです。
刷毛で塗ってもなかなかノビません。
わりと必死にせっせと労力かける感じ。
キッチンだけでなく1階約50㎡をすべて2回塗りしましたが、乾燥も合わせてかなりの時間がかかりました。
かがみ体制で腰も痛いし、1階だけで大変すぎたので2階はやってません笑
施工性を優先するなら、ウチもどちらにするか悩んだリボスが良いのかもしれません。
というわけで塗ってみた後。
オイルなのでウレタン塗装とは違い、無垢フローリングの質感はそのままに木のサラサラとした感触がしっかりあります。
ななめから見るとほんのうっすらオイルのつやが見え、完全に保護されてることがわかります。

オイル施工後
また、施工前の写真を撮ってなかったので比較ができないですが、もともとの汚れ、シミもオスモカラーを塗ると木に深い色が与えられたせいか、かなり目立たなくなりました。
施工半年後
オスモカラー塗装後半年間経った後です。

オスモカラー施工半年後
写真だと伝わりにくいかもですが、全然キレイです。
塗る前とはマジのマジで雲泥の差。
油汚れも水汚れもぜんぜんつかない!
フロアークリアーエクスプレスつや消し
うちは上記のように通常のフロアークリアーを使ったんですが、派生製品として速乾性のエクスプレスというのがあります。
これから施工される方はエクスプレスを使ったほうが良いかもしれません。
というのも通常のほうは乾燥に10時間くらいかかるので、二度塗りとなると2日間に渡る作業になるのと、塗るたびに刷毛やバケツなどの塗装用品掃除が必要になってこれまたしんどいです。
オスモカラー、やはりその粘度と保護力だけあって、刷毛にもべっとりオイルがくっつくので洗浄がとっても大変です。
このエクスプレスなら3〜4時間で乾燥するので1日で作業を完了でき、刷毛洗浄が一度で済みます。
ただし価格がエクスプレスのほうが若干だけ高くて、ウチはそれをケチったせいで刷毛洗いに苦労させられました。
作業性を考えると若干価格が高くてもエクスプレスのほうが断然オススメです。
刷毛洗いのうすめ液
塗装作業初める前に、これは必ず買っておきましょう。
Amazonに売ってますがホームセンターにも必ず売ってます。
これを使って刷毛を洗わないとオイルがキレイに落ちません。
ウチは横着して水や台所用洗剤で落とそうとしましたが、まったく落ちず、逆にドロドロのヘドロ状になってひどくなってしまい、刷毛を1つダメにしてしまいました。
また、バケツにこびりついたオイルは丁寧に、キレイに、残らずティッシュで拭き取ってからバケツを洗ったほうが良いと思います。
なぜかというとこれが排水管に流れると最悪内部にこびりついて詰まる可能性があるからです。
それくらい威力のあるオイルということ。
残ったオイルを流しに捨てるのは絶対ダメ。
環境とかじゃなく詰まるから。
最後に
最初に塗ってから半年間、キッチンの床汚れが気にならなくなり、かなり快適になりました。
これからも定期的に塗り重ねていきます。
II型キッチンは汚れが心配?
無垢床は心配だから樹脂床にしようかしら?
だいじょうぶ。
このオスモカラーがあればね。