土地を見に行く
at homeで近くに良さそうな土地があったので、とりあえず見に行ってみることにした私たち。
この土地のスペックは
広さ170㎡の建ぺい容積が40/80。
南東角地。
主要路線の駅まで徒歩約15分。
閑静な住宅街。
条件は揃っています。価格は3480万円。
町名と写真とGoogleMapで土地の場所は大体わかったので、まずは自分たちで見に行ってみました。不動産屋に行くのは後回し。
私「どうかな」
妻「悪くないけど」
私「ふむ」
妻「道路から覗かれやすそうじゃない?」
この土地は南東角地ですが、東側の道路が土地より1.5メートル程も高く、道路から見下ろされる感じです。確かに外からの目線が気になりそう。
とはいえ南東角地で日当たりが良く、かつ地域の相場としてはお安めの坪単価だったので、早速不動産業者に連絡を取ってみることにしました。
不動産屋さん訪問
担当者「すみません、こちらの物件、つい昨日業者さんから買付申込みが入ってしまいまして」
私「え(^o^)」
昨日?まじで?ていうか業者ってなに?なんの業者?at homeに出てるような宅地を業者が買ったりすんの?ここ第一種低層住居専用地域ですけど?
私「なんの業者さんですか?その業者さんに連絡取ることってできます?」
担当者「買主さんの情報は教えることはできません。」
まぁ当然か。あわよくば交渉して譲ってもらえないかと思ったけど。
私「キャンセルされる可能性ってありますかね?」
担当者「業者さんなので…まず可能性は低いと思います」
私「そっかー(´・ω・`)」
終了。記念すべき1件目の土地は業者に先を越されるという残念な結果に。
後日談
これは既に土地を購入した後の話です。後日談ですが、どっちかというとこっちがメイン。
私「ん?あれ?」
妻「ん?」
私「あの時の土地、at homeに出てる…。」
なんと謎の業者に買われてしまった3480万円の土地がまた売りに出ているではありませんか。
3980万 建築条件付きとなって。
まさかの建築条件付として生まれ変わっての復活です。しかも販売価格にして500万円アップ!
どうやら土地を購入したのは建築条件付き業者だったようです。私も以前に訪問したことのある地元のパワービルダーでした。
確かに土地は売買するだけで税金や手数料がかかるので値段がアップするのは仕方ないです。それにしても500万アップ。なんだか納得いかない(´Д` )
3480万円 建築条件なし゚+。:.゚ヽ(*・∀・)ノ゚.:。+゚
↓
3980万円 建築条件付き(‘A`)
この圧倒的グレードダウン。
既に別の土地を購入済だったので、どうでもいいといえばどうでもいいのですが、なんだかガッカリ感がすごい。本当なら誰かが好きな業者でしかも500万円安く建てることが出来た土地なのに。
建築条件付といえば「建てる業者は決まっているけど、相場より値段設定は安い」というイメージでしたが、噓ですね。土地だけで大幅アップです。これに加えてさらに建物でもふっかけるんでしょうね。最終価格いくらになるのやら…。
業者も土地を買うというのは分かってましたが、それは地主からちょくせつ仕入れたり、不動産屋同士の情報ネットワーク的なものでやり取りされた土地の話であって、まさかat homeに出てるような土地まで業者は買うものだと思ってませんでした。
初めて見にいった土地は、建築条件付業者に転がされるというとても残念なオチがついてしまった土地なのでした。
土地探しってライバルが多いです。