キッチンタイルの選定

実は当初、キッチンにタイルを貼るつもりはありませんでした。なんとなくタイルと壁の切り替わりがデザイン的に好みじゃなくて。

「タイル貼らなくて壁汚れたらどうすんの?」

っというと内装が塗装仕上げなんで、汚れても上から塗り直せばいいやーなんて楽観的に考えていたんですが…。

妻「料理する度に汚れると思うけど、毎日塗り直してくれる?」

私「(^o^)…。

コンロ前壁の汚れの激しさなんてどう考えてもそんなもので対応しきれるはずもなく。

なので対面キッチンによく使われる耐熱ガラスでも貼ってもらおうって考えてたんですが、

こちらも値段はそこそこするし、ガラスとはいえ壁との境目は気になるし、それならもうタイル貼っちゃえば良くない?という流れに。

タイル探しって底なし沼って言いますよね。レッツ沼。

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キッチンタイルを探そう!

探そう!といいつつ、いざキッチンタイル貼るってなったら、すでに心に決めてたのがこれ。

平田タイル カターニア

地中海シチリア島を思わせるようなポップな色使い、それでありながらヨーロッパのヴィンテージな街並みに溶け込みそうなシャビー感。

平田タイルショールームに見学に行ったとき以来、「どこかにこれ使いたいなぁ」という思いがずっと心の奥に潜んでいました。いまこそ!キッチンタイル貼るならこれだ!

私「カターニアしかないよね!」

妻「んだんだ。これが1番かわいいべさ。」

私「SketchUpで書いてみよー」

Sketchupで書いてみたカターニア

私「…」

妻「…」

私「思ったより微妙?」

妻「なんだか色が多くてうるさい気がする」

キッチンはモルタルやアイアン金物、ステンレス天板によるインダストリアル感と、オークの引き出しや吊り棚によるナチュラル感のコラボがイメージテーマ。

このイメージテーマにタイルのカラフルさが絶望的に馴染まない。コラボ感よりも、まずタイルに目がいってしまう。

↑の平田タイルの施工事例みたいに、カターニアをキッチンの主役とするのであればいいのだけど、それだとウチのテーマに合わない。

カターニア青

カターニアは一枚単位で購入できるみたいなので、ショールームで頂いたサンプルを青色抜いたり赤色抜いたりで並べてイメージしてみたんですが、先に述べたようにシチリア島を思わせるようなポップで鮮やかなタイルの色使いに惹かれていたところがあるので、色を減らすとどうにもしっくり来ない。かと言って、施工事例の感じだと色が多すぎる…。

単体で見ればとても気に入ったカターニア。しかし残念ながらウチのキッチンには似合わないよう…。シャビー感がウチの感じに合うと思ったのに…。

というわけで第一印象でキミに決めた!と思われたカターニアさんは「やっぱキミちゃうかったわ」という内定取り消しのような扱いを受け脱落。しからば私たちは本格的にキッチンタイルを探す旅に。

ウチの計画、最初に良い!と思ったモノ大抵選ばれないんだよなぁ…。

平田タイル Subway

色が多くてダメならということで候補に上がった平田タイルSubway。

名前はサブウェイだけど、一般にサブウェイタイルと呼ばれるものより少し横幅が長め。

上の写真のペットロールブルーはクールな雰囲気でウチのキッチンにも馴染みそう。

こちらは色のラインナップが4色あって、こちらも1枚単位で購入できるので複数色組み合わせて使うこともできるようです。

妻「色が多いとダメだから他の探してるのに」

私「でも1色だと地味すぎない?」

妻「地味じゃいかんのか」

私「色が多くて浮いちゃうのは嫌だけど、だからといって地味すぎるといかにも”汚れが気になるからタイル貼ってます”感があってせっかくタイル貼るんだったらタイルにも特徴をウダウダクドクド」

妻「(#・∀・)

平田タイルサブウェイ。おとなしすぎるか?

じゃどう色を組み合わせるねんって言われると難しいんだけども。↑の施工事例の感じじゃ派手すぎてこれまたウチのキッチンのテーマに合わないし…。

調和も大事だけど特徴がないのも嫌というワガママ。

タイル選びって大変。

平田タイル Industrial Glass

調和と特徴を両立するタイル。なかなかぴったりくるのがない。

カタログをペラペラ。

これだけ山ほどのタイルがありながら余を満足させられるモノがないとは。

ペラペラ。

私「む」

妻「お」

平田タイル、インダストリアルグラス。

メタル調、ひび割れなど複数の柄で構成された特徴あるパターンでありながら、その色相はグレースケールで統一されておりキッチン全体の調和を乱さない…。特徴と調和、見事に両立している!

工場の窓にインスパイアされたというデザインは、インダストリアル感というウチのキッチンテーマにも見事合致。

私「これや!これしかない!」

妻「ショールームに見に行こう!」

私「それはもう面倒だからいいわ!」

妻「!?」

私「これ以上のものはない気がするのでこれに決めちゃおう!」

インダストリアルグラス。デザインと調和が両立!?

平田タイルのショールーム、これまでにもう3回訪問してて正直疲れてきたこともありインダストリアルグラスに決定です。

決めるのが遅かった上に在庫がないらしく、施工は引き渡しの直前になるらしいです。あっぶなー。

輸入タイルの在庫は切れると再入荷に時間がかかるらしいので、早めに決めとくのが吉だそう。

先輩ブログを拝見しててそのあたりわかってたんだけどね。それでも遅くなっちゃった、てへ。

家作り、今まで見ずに決めるということはほとんどなく、だいたいショールームかサンプルで現物確認してから決めてました。

キッチンタイルは現物確認せずにGO。

どんな仕上がりになるか期待半分、不安半分て感じ。


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